
小学生、中学生、なんて、別に特別な変わった子供でもなかった。
エコでもなければ、例えば、ボーイスカウトなんかにも入っていなかった。
学校の成績は中の下。でも理科だけは好きで成績も良かった。
運動神経、悪くはないが、体力がない。
線は細いし、体も良く壊した。どちらかと言えば虚弱体質。
高校生になり、電車通学。バンドとバスケに明け暮れて、
成績は勉強もしなかったからもちろん下。
卒業後の 進路に迷った時に、ホントは料理に行きたかったけど、
思ってもいなかった親の反対にあい、
仕方ないから昔好きだったゲームの業界が当事好調だったから、
コンピューターグラフィックスを勉強しにデザイン専門学校に進学した。
ホントはバンドをやっていたからCDのジャケットをデザインしたいという、
至って自己満足な理由からだ。もともと18歳で高校を出たら実家を出る事を決めていた。
それまで育った地元の思い出の4割以上、
ひょっとしたら半分以上を締めるかもしれない河川敷・土手は、
18歳で田舎を離れるそれ以前から、様子を変えていっていた。
もともとあった野球場やサッカー場はさらに拡張され、
うっそうとしたあの神秘の原っぱはきれいさっぱり刈られて駐車場に。
小学生の時は、もうずっと土手にいた気がする。
川を眺めたり釣りしたり、でも飽きて、
スケボーしたり、フリスビーしたり。自転車でレースしたり。
台風の後にはとりあえず土手まで川の水位をチェック。
中学生の時もやはり河川敷でジョギングしたり、花火したり、
塾をさぼってサッカーしたり。
デートだってなぜか川を見に来た。その時の彼女はつまらなそうだったな。
高校のになると、学校が離れるため、余り行かなくなったが、
初めてのタバコや酒、バイク、全部ここで初めて覚えた気がする。
幼なじみと星を見に来たり。
夏は学校をさぼって川沿いでサンオイルを塗って日焼けしたり。
そんな家と学校の次に長くいたその場所は、
18歳の上京するころにはすこしづつ様子を変えていたが、
だからって何かを感じるには、まだ、いささか年がわかすぎた。
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