WASITE・ワシテ   What`s New・ホワッツニュー Link・リンク Contact・コンタクト  
メインメニュー
 
Blogメニュー

Blog-My Sweet Life
My Sweet Life


Blog-1Photo/1Day
1Photo / 1Day


Blog-My Favorite Things
My Favarite Things


Blog-WASITE GO KITCHEN
Go Kitchen


Blog-Pick Up News
Pick Up News

SVO Car Projekt 自動車だってエコに乗りたい。

WASITEがエコカー作ってみました。

「SVOの仕組みとSVOの世界」

WASITE SVO REPORT 7.0
Written 08/06/07

28歳の誕生日の前日に届いた約半年ぶりに届いたAさんからの連絡は、
今までの音信不通の謝罪と何かをまとめて伝えようとしているような雰囲気だった。

と、前回の記事でAさんからのメールが半年ぶりとありましたが、
この記事を書きながら過去のやり取りを探していた所、
2006年の11月8日にメールを頂いているのを見つけました。

そこには、SVOイベントでのハイラックスサーフへのSVO部品の取り付けをした事も記していた。

(なにぶん時間の経ってしまった事を思い出しながらメールや資料を探しながら
 記事を書いているので、ところどころ時間と事実のズレがある事をご了承下さい。
 事実、時系列の誤りがあれば随時訂正・説明していきます。)

そのメールには、Aさんの当時のSVO部品について思う事が記されていた。

メールが長いので、要点を要約してまとめます。(オレンジ字は注釈)

 

Aさんのメール要約

長野でのSVOキット取り付け会、無事終了。
取り付け車種は、「ハイラックスサーフ」と「ゴルフ2」。

冬本番間近の気候の中、朝は霜がおりるほどだったが、なんとかエンジン始動。
連絡が遅れた理由は、使用しているSVOキットについて思うところがあったため。

というのも、もともとドイツのエルスベット社製の部品の模倣から始ったわけで、
簡単に模倣できるもの。それには、改良やアレンジの余地も大いにあり。
それは車やディーゼルに詳しい人ならすぐに理解できる仕組み。

しかも、特許等の縛りもないとの事。

その事を含めて、国内部品の供給元の製造者サイドが
情報の公開などにあまり積極的ではないことが気掛かり。
現在は製造者サイドがSVOを主導を取っている感じ。

燃料の濾過についても、34万円もする遠心分離器が万全なのは理解できるが、
濾過機による精製でハイエースを乗り続けている人もいる。

遠心分離器を購入し、何かトラブルに見回れたとしても、
基本的に保障は何もない。
それには購入前に契約書のようなものに記名捺印を求められる。

もちろん今のSVOキット13〜15万円、遠心分離器34万円で、
ハイラックスは廃油で走行する事はできるでしょう。
取付も1〜2日でできるはず、

ただし、その後はアレンジや改良を含め、独自に進めていった方がいい。

 

ーと、すでに注文していた部品と遠心分離器の購入について改めて忠告があった。
 つづけて、SVOキットの仕組みに付いて説明ー

 

<植物油と、軽油の違い>
・粘度ー流れにくさ・流動性そのためにまず流れにくさに対応する為、
 燃料フィルター(ストレーナー)を大型にする。
(フィルターを大きくする事で、植物油でもスムーズに吸い込めるようになる。)

・発火点が植物油約280度に対して、軽油が約100度という温度差
 温度差への対応は、エンジンが冷えきっている始動時、電気的に加熱する事が必要。

1:シリンダー内をあたためるグロー時間を延長したり、
  自動的に繰り返したりするリレーやタイマーを取り付ける。

2:噴射ポンプの燃料注入部(燃料ホースとの接合部)にもグロープラグを取り付けると、
  始動性が向上する。(これもタイマーで管理。しかし沖縄ならなくてもOKかと思われる)

3:エンジンが暖まったら熱くなった冷却水(LC)をラジエターホースもしくは、
  車内ヒーターへ行くホースから分岐させ、熱交換器などを経由させ、
  熱交換器に燃料を通過させるように燃料ホースを繋ぐ。
  そうすることで、冷却水(LC)の熱で燃料が加熱される。


以上の方法で、200度近い温度差を解決してしまう。
その為、軽油を使用する場合は、暖まり過ぎないように、
冷却水(LC)を流れなくするバルブをつける事が必要になる場合もある。
(Aさんのゴルフはつけている)

これまでの事を整理すると、

・粘度の高い植物油でもスムーズに通過できるような大型の燃料フィルター(ストレーナー)
・始動時に電気的にエンジンを継続して加熱する為のグロープラグにリレー、タイマー。
・エンジンの冷却水(LC)の熱を利用して燃料を暖める仕組み(熱交換機等)


この3つのポイントを盛り込めば、SVOカーができる。
燃料の濾過に不安があるのなら、小型で透明(中の汚れが見える)フィルターを追加すると良い。

燃料の粘度が約3倍ほど高くなる分、
燃料ラインの負荷も大きくなりエア(空気)を混入しやすくなるためチェックしやすいように
燃料ラインを部分的に透明なホースにしたり、燃料ラインの途中で手動のポンプをつけて
エア抜きをしやすくしたりという工夫も有効だ。

 


ーここまでが、その当時のSVOについて分かっていたポイント。
 ここまで研究してきた草の根的な先駆者、SVOの先輩にあらためて感謝した。ー


ーつづけてAさんのSVOのこれからについて考えている事が記されていた。
 ここは、メールの原文をー

 

今後、ぼくはSVOの仕組みを一部の人だけのものとして扱われることがないよう
に、活動していきたいと考えています。自分で工夫してSVOキットも濾過装置も自
作してしまってもいいんじゃないか、とも思っています。

 

ーここまで。色々と考えて動かれているのが伺える。
 次にSVOカーが出来た後の、燃料についてのアドバイスがあった。ー

 

SVOの一番の要は燃料となる廃食油。


暖かい沖縄なら南とかなりそうだが、食用油にもいろいろな種類があり、
カラッと揚がるというパーマ油のような固まりやすい油もある。

遠心分離器を導入している人たちはドラム缶などに100リットルほど廃食油を入れて、
電動ポンプで吸い上げて遠心分離器を通し、再びドラム缶へ戻す。
それを10時間ほど循環させて、遠心分離器内の汚れを除去。
それを3回ほど繰り返す。全部で20時間から30時間。
これは油の汚れの具合による。
こうして廃食油を精製しているが、循環方式なので時間がかかってしまうようだ。

これも再考の余地がある。

精製には、木綿の布や業務用のフィルター(本体約1万円、カートリッジ500〜1000円)で
濾過している人もいるようだ。
月に一度くらいの割合で軽油を使用する事で、燃料ラインが洗浄できるのではないか、
という人もいる。

 

ーそれから、もう一度購入についての流れを確認が記されていた。ー

 

購入は、品物の値段の50%と契約書(みたいなもの)を部品を作っている製造者サイドに送る事で、
申し込みの手続きになり完成した品物と残りの50%をやり取りして終了。
領収書は貰えない。面識のない人の場合は、トラブル等を考慮し紹介者が仲介する。

 

ー最後にAさんの近況が綴られていた。
 
原文からー

 

SVOについての本を執筆したり、
HPの準備をしたり、他のSVO希望者に対応したり、
エコイベントに協力したり、そんな中でいろいろな苦しみがありました(jast joke!)。
例えば、SVOの仕組みについてどこまで公表していいものか、
一部の人だけが掌握するかのような組織にしないためにはどうすりゃいいのか、
それで人間関係を保つには…、などなど。
そんなこんなで、連絡のしようがなくなってしまい…、すいません。
近々、お電話しますね。
Aより

 

ーここまでー

 

以上がAさんのメールの要約。このメールの後電話をもらっていたが、
勤務中だったためAさんと落ち着いて話す事はできなかった。
SVOに取り組む事や、SVOを取り巻く色んな人の思いや思わくについて
僕は僕なりに改めてよく考えてみた。

なにやらめんどくさそうだぞ。

そうは思っても、今できる事は前に進む事。
部品の独自の改良やアレンジをするにしても元がないと、

車やディーゼルの専門家ではない僕には何もゼロから作る事はできない

遠心分離器だって、この当時ほぼ完璧な精製を実現していて、その実績もある。
物を作っている人の気持ちも分かるし、
現に部品を供給している製造者サイドだって、SVOに取り組もうと同じように思い、
そしてエルスベット社を元に研究し製造したんだ。

先駆者に対する尊敬の念すら感じていた。

それに見合った代価は当然だと思っていた。
だから、まだまだ改良の余地があるにしても、契約書が必要だったり、領収書がなかったりと、
色々とおかしなところがあるが、僕自信が前に進む為に、
SVOに取り組む意志と、部品を注文する意志は変わらずにある事をAさんに伝えた。

そうして、Aさんのメールに返信の形で、
部品の注文と気になった事を質問し色々と心労されていたAさんを案じた。

 

ー送信メールー

 

こんにちは、沖縄のタイケイです。
先日お電話頂いた時には、店頭での仕事中だったため失礼しました。
何度かお電話しましたが、タイミングがあわなかったようですね。
SVOのキットと遠心分離器についてですが、
いよいよ動いて行きたいと思います。
そこで、確認したい点もいくつかございますので、
お返事いただけますでしょうか?

(1)
実際にSVOキットを取り付けや、その後のメカニカルアドバイスは
製作者サイドさん、またAさんとSVOに詳しい方から頂けますか?

(2)
製作者サイドは遠心分離器による濾過での給油について、
一切を自己責任でということで理解できますが、
SVOキットの機械自体の保障(つまり使用者の取り扱いを超えた機械的欠陥など)は
どうなるのでしょうか?

(3)
製作者サイドの技術公開はしないとしても、
これからどういうふうにSVOを取り扱って行かれるのでしょうか?

(4)
SVOキットの改良とアレンジとありましたが、
製作者サイドが改良して行く事はあるのでしょうか?

(5)
他にSVOを使用されている方は皆さんとの、全国的なコミュニティはつくれますか?
または組合のような物をつくって、情報のやりとりや、アドバイス・フォローなどしあえる
オフィシャルな仕組みを作る事はできますか?
(一部の方でメーリングリストを回されているのをネットでみました)

お忙しいと思いますが、何とぞよろしくお願い致します。

ご心労絶えないかと思いますが、寒くなって来たみたいですし、
身体だけはお大事にされて下さいね。
それでは、またご連絡させて頂きます。
よろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。

 

ーここまでー

 

それから数回の電話はあったと覚えているが、
それも注文の確認と契約書をPDFでおくるという連絡だったと思う。

この後は、前回の記事にあるように年を越えて、自分の誕生日の前日まで、
Aさんからの連絡はなかった。

 

(C)2005 Copyrights WASITE GROUP. All Reserved.