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SVO Car Projekt 自動車だってエコに乗りたい。

WASITEがエコカー作ってみました。

「ひとり」

WASITE SVO REPORT 12.0
Written 08/06/12

本格的に動き始めたSVOの研究。

以前キャンセルになったSVOの部品もAさんから購入し、
どんどん先に進もうと、前途洋々な気分で活動を進めている所で、
SVOの研究と取付をお願いしていたメカニックの人が、
逃げた。9月の頭には取り付ける部品が到着していて、
一度メカニックの人にも確認してもらった。

2人で手分けして他に必要な道具や材料を準備することでスタートしたが、
最初の1〜2週間はこちらからの連絡には応じてくれていたが、
それから音信不通。

僕自身も必要な部品を探すのに四苦八苦していた物だから
部品がある程度揃ってからでも連絡がとれればいいや、と思っていた。
必要な物が揃ったのは10月の半ばを過ぎた頃だった。

ある程度必要な物は揃ったからメカニックの人に連絡して、
あとは取り付けお願いします。って感じだったんだが、

まったく連絡が取れない。

とりあえず、他の部品を探しながらメカニックの人の連絡を待ってみた。
音信不通になってからもう2ヶ月が経っていた。

 

なぜでこうも僕の仕事でやりとりする人は音信不通が多いのか?

自分の仕事の上での人付き合いに自信が無くなりそうだった。

メカニックの人は
「できる」
と言うからお願いしたし、こちらは仕事でやっていると分かった上で、
何も連絡をしてこないその仕事に対しての倫理観が分からなかった。

後々に分かった事だが、実は病気にかかっていたらしい。

その時、「逃げた」と思っていた事に罪悪感を感じたが、
だが、取りかかっている仕事のクライアントに状況を連絡するのは当然ではないか?
例えば入院した初日にすぐに連絡しろとは言わないが、落ち着いた頃には連絡できるのではないか?

その事が分かったのは半年以上後の2008年の1月。
メカニックの人が元気にひょっこり家に顔を出したのだ。

悔しくなった。その平然としている顔に。

メカニックの人の音信不通の時には部品がある程度揃ってきたところで、
メカニックの人がもうあてにならなくなり、
新たなメカニックを探そうと思った。

しかしSVOという普通の車屋さんではやらない事をお願いするし、
これは今後の仕事になるプロジェクトだから、信頼できる人が望ましい。
そしてこちらも車屋さんに毎回主旨を説明しなければならない。

普通の車屋さんはそんな面倒な事はしたがらないだろう。
あてになる車屋さんは皆目検討付かなかった。

ある友人の兄弟が4WD好きの車屋さんでそんな話も振ってみたが、
その友人が僕の車を借りて乗っている時、事故を起こして示談までして逃げたのだ。
しかも事故とは別に何ケ所か凹ませた上で。
これはまだ未解決だ。

無責任な人たちにほとほと嫌気がさしてきた。

誰もあてにならない。

なら、自分でやるしかないのか?

結局部品探しも全部一人でやった。

メカニックの人にお願いしていた噴射ポンプの部品だって、
自分が集めた本や資料を手に、トヨタの部品センターに行って、
噴射ポンプの分解図を見ながら必死に探した。

ホースはブリジストンを諦め、様々な耐性に合わせさらに粘性の高い液体の流動性を向上させる為に、
テフロン」素材のホースを試す事にした。

それから冷却水(LC)の分岐用パイプは、
意外な事に、自分の好きなバイクの分野にそれを見つけた。
バイク用の水温計を取り付けるパーツに、丁度良いものが見つかったのだ。

そしてリレーもすでに手元にあったリレーの形を参考にインターネットで検索し、
ほぼ同型のものがまたバイク関連のパーツにあった。
その他にもバイク用品から転用できる物は多数あった。

冷却水分岐パイプに取り付ける開閉バルブはインターネットのサイトから取り寄せた。

パイプとバルブをつなげるのに、パイプにバルブを差し込むネジ穴をあけなければならない。
噴射ポンプの部品もグロープラグを差し込む為のネジ穴をあけなければならない。
そこで、家から少し離れた所に有る小さな工業所に部品を持ち込んで加工してもらった。

工業所の仕事もこれまたゆっくりで、また待たされる事になったのだが、
まぁ沖縄の島時間といった所か。

2ヶ月3ヶ月まして半年待たされるよりは上出来だ。

そうして自分で全ての準備を整えていった僕は、
メカニックに頼らないで、自分で部品を取り付け、改造する事を決めた。

まずは手始めにラジエターの冷却水の水温を計る水温計の取り付けから。

付属の説明書もある。まずはこれならやれる。と思った。
ちなみに説明書には、「取付には整備工場などで・・・」とあった。

僕は車のボンネットに軽くチュっとキスをして
ラジエターホースに意を決してカッターの刃を突き刺した。

 

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